ハードウェアからソフトウェア、インターフェイス・デザイン、空間設計、サービス・デザイン、ブランディングなど、多くの企業とともに多彩なプロジェクトを進めるtakram design engineering初めての単著。
職能の専門化と教育の細分化により、「創造」が各々に最適化された「作業」へと置き換えられるなか、技術や価値観が複雑化した社会のデザイン・ニーズに応答することは、困難の度を極めています。
takram design engineeringは「デザイン」と「エンジニアリング」／「ものがたり」と「ものづくり」／「抽象」と「具象」など、乖離した2つの領域を複眼的に往来することで、複雑な問題を複雑なまま矮小化することなく紐解く方法論を組み立ててきました。
本書では、このような彼らの思考方法やコンセプトとともに、それらが結晶化した作品を紹介していきます。






英語・日本語
160頁・A5判・2014年