雑誌2Gやエル・クロッキー、GAの世界の現代住宅全集でも取り上げられたチリの建築家スミルハン・ラディック。チリの現代建築界を代表する建築家を多く輩出しているチリのカトリカ大学出身。

これまでの建築という枠にとらわれず彫刻や映像など、あらゆる手段を用いて自身の思想を表現する高いアーティスト性を持ち、建築界だけでなく、2013年には銀座エルメスで個展が開かれるなど、各界からも注目を集めている。　

本書は、代表作である直角の詩のための住宅をはじめ、最新プロジェクトまで18作品を紹介。　　
また、巻末には、藤本壮介との往復書簡を収録します。　　


・Nave パフォーミング・アーツ・ホール
・ルーム
・ビオビオ市民劇場
・チリ・プレコロンビア芸術博物館の拡張
・ミーティング・ポイント
・グアダラハラ環境科学博物館計画案
・直角の詩に捧ぐ家
・魚に隠れた少年
・卵に隠れた少年
・わがままな大男の城
・サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2014
・サンティアゴ・アンテナ・タワー計画案
・フラジャイル
・ランプの塔
・メスチーソ・レストラン
・レッド・ストーン・ハウス
・木の家
・ルッソ・パーク・プロジェクト

・藤本壮介との往復書簡



日本語・英語　　
312頁・B5判変型・2016年