E-1027を撮影したアイリーン・グレイの視点を再現した展覧会に際し出版
アイリーン・グレイの代表作、フランスのカップ・マルタンにあるヴィラ、E-1027。
ヴィラは現在修復作業が進行中であり、その修復の様子をデンマークのアーティストKasper Akhøjがドキュメントした写真集。2009年から2017年の間に撮影された。
作品は、アイリーン・グレイがかつて撮影した写真に基づいている。その写真はジャン・バドヴィッチの発行するthe journal L'Architecture Vivanteの特集号に1929年からシリーズとして掲載されたもの。1929年はヴィラが完成した年でもある。
Akhøjの作品はリメイクの一種であり、グレイの視点、構図を再現する。 2009年から2017年の間に何度かヴィラを訪問し、グレイの写真それぞれに6つのバージョンを制作した。そのうちの1つを収録する。2つの年代の重なり合いは修復のプロセスを強調し、また、住み手が変わることによる魅力的な影響についても表現している。
E-1027からほど近い美術館、The Nouveau Musée National de Monacoにて2018年1月まで開催されていた、の展覧会 「 Welcome (To The Technical)」に併せて出版。
エッセイはAmy Zion、Beatriz Colomina。Kasper AkhøjとJorge Otero Pailosのインタビューも。
英語・フランス語
200ページ
240 x 320 mm
2018