ダニエル・リベスキンドのアーティスティックなクリエイティブ・プロセス
ベルリンのユダヤ美術館、ニューヨークの世界貿易ビルの再開発など、現代において革新的で場所特有のデザインで知られる国際的な評価を得ている建築家。
これまでにないセレクトで、建築家のプロジェクトと作品、主要なコミッションワーク、さらに好んでいるものも紹介する。
イントロダクションは「建築はアートである。」という見開きのビジュアルから始まる。リベスキンドは、建築や都市についてのイメージを伝える手段としてシルクスクリーンの作品を制作したり、ギリシア神話やマルクス兄弟絵の上にドローイングを描くこともある。それらのようにアーティスティックでユニークなクリエイティブプロセスが建築作品の背後にあることを知ることができる1冊。
書籍は、記憶、場所、スケッチ、アイデア、手法、戦略、建築の7章から成る。豊富な写真、ドローイング、プラン、ヴィジュアルで作品とアイデアを伝える。クリアな素材を用いた折込ページもありユニークな書籍となっている。
収録作品は18作品。
フェリックス・ヌスバウム美術館(ドイツ)、国立ホロコースト記念碑(カナダ)、18.36.54ハウス(アメリカ)、Zlota 44(ポーランド)、City Life(イタリア)、ケー・ボーゲン(ドイツ)、ロイヤルオンタリオ博物館(カナダ)、リフレクションズ&コーラル・アット・ケッペルベイ(シンガポール)、クリスタルズのショップ(ラスベガス)ほか。
英語
320ページ
344 x 266 mm
2018.11