アーキテクトプラス “設計周辺"を巻き込む
¥2,530(税込)
設計業務へ結び付けやすいという実利的な面があるだけではなく、よりよい設計ができるような環境を整えること、そして多様化する社会にプロジェクトを対応させ、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探り、また必要となる「多様な専門領域」をもつための「組織の工夫」も同時に尋ねた一冊。
はじめに 建築の跳躍を目指すトライアル 古澤大輔
巻頭鼎談 士業と思想の二つの世界の横断を試みる〝上流工程〟での活動
古澤大輔[リライト]×岡部修三[upsetters architects]×千葉元生[ツバメアーキテクツ]
1 空間をつくる「Design」とプロジェクトをつくる「Lab」の二部門構成でソーシャルテクトニクスを体現する
山道拓人・千葉元生・西川日満里[ツバメアーキテクツ]
2 ハード(建築)とソフト(仕掛け)を融合させた〝場所づくり〟を実践
古澤大輔・籾山真人[リライト]
3 コンピューテーショナル・デザインを武器に、デザインと戦略を提供する
豊田啓介・蔡 佳萱・酒井康介[noiz]
4 アートの手段を用いながら建築や都市のフレームワークを構築する
齋藤精一[Rhizomatiks Architecture]
5 エネルギー関連のデザインリサーチから建築企画の上流を目指す
蘆田暢人[蘆田暢人建築設計事務所]
6 研究室でリサーチやコンサルティングを担い、良い設計与件をつくっていく
落合正行[日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室]
7 自社プロジェクトで都市・建築へのエールを送る
中村真広[ツクルバ]
8 デザインと戦略、建築家として新しいフィールドとかたちを求めて
岡部修三[upsetters architects]
日本語
276頁
128 x 188 mm
2019.5