進撃の建築家たち 新たな建築家像を目指して
¥2,640(税込)
新しい建築家像を実践する新世代の建築家に焦点を当て、戦後建築界が近代建築批判以降どう継承されてきたかを説き、また彼らの仕事を評価しつつ今後の展望を探る。
気鋭の若手建築家三十数名(21グループ)の空間創造活動を紹介し、著者の自分語りも交えながら検証する。
大災害以降の建築界で活躍の場を求める若い建築家たちの動向を追う。
I 地球・地域・コスモロジー
渡辺菊眞
II 社会・建築・運動
藤村龍至
大島芳彦+ブルースタジオ
III 建築・形態・都市
平田晃久
伊藤麻理
竹口健太郎・山本麻子
IV 職人・素材・技能
森田一弥
齊藤正
V 地域へ、そして地域から
八巻秀房・飯島昌之
大井鉄也
丹羽哲矢
水谷俊博・水谷玲子
VI 町家 集まって住むかたち
魚谷繁礼・魚谷みわ子
山本雄介
松本大輔
青山周平
岡本慶三
池上碧
VII 空間資源の再利用
岡部友彦
連勇太朗・川瀬英嗣・中村健太郎・山川陸
VIII 「建築」の脱構築
彌田徹・辻琢磨・橋本健史
山道拓人・千葉元生・西川日満里・石榑督和
香月真大
IX 自立建築
芦澤竜一
岡啓輔
布野修司(ふの しゅうじ)
1949年島根県生まれ。1972年東京大学工学部建築学科卒業。1974年同大学大学院修士課程修了。1976年同大学大学院博士課程退学。工学博士。同大学工学部助手、東洋大学講師を経て、1991年京都大学助教授。2005年滋賀県立大学大学院環境科学部教授。2012年同大学副学長。2015年より同大学名誉教授、日本大学特任教授。
1982年『群居』編集長(-2000年)。1991年日本建築学会賞(論文賞)。
日本語
320頁
188 x 129mm
2019.8