日本の建築を見る旅のダイアリー
スペインの出版社a+tが運営するa+tリサーチグループの創設者の二人が1995年春、2004年秋、2018年夏に日本を訪れ、日本中の建築を見る旅をした。その記録をポケットサイズの書籍にまとめた。
最初のページは、1995年、当時の妹島和世事務所を訪れた記録から始まる。eメールがいまほど使われていなかった時代、faxでやりとりした記録などを収録。
テキスト、写真、イラストで建築やランドスケープを紹介。
巡った作品は30超。FOA/横浜港大さん橋国際客船ターミナル、槇文彦/代官山ヒルサイドテラス、妹島和世/調布駅北口交番、伊東豊雄/せんだいメディアテーク、西沢立衛/森山邸、岡本太郎/太陽の塔ほか。
旅の道中の日常についても描かれている。東京の地下鉄にまだ多くあったホームレスのダンボールハウス、京都の錦市場、上野公園の花見の様子など、海外から見た日本の姿も取り上げられている。
英語、スペイン語
480ページ
172 × 121 mm
2019年7月