インゴ・マウラー: Designing with Light
¥22,000(税込)
光の魔術師、詩人と言われ、MOMAやカルティエ財団など、多くの有名美術館で展覧会を行ってきた巨匠の活躍を総括する。三宅一生やパオラ・アントネッリとのコラボレーション作品も収録。
1966年ハーマンミラーでの展示のため自身初の照明器具「バルブ」を制作して以来、ドイツのデザイナーインゴ・マウラー(1932-2019)は人々の生活を照らし続けてきた。「バルブ」に見られる、電球が電球を包み込むという新しいデザインは、予想を超えて大きな成功を収めた。これを契機に光のデザインに魅了され、グラフィックデザイナーやタイポグラファーとしての才能も発揮しながら、マウラーは照明デザインの分野で第一人者となる。作品は名だたる美術館に展示され、街なかの橋を輝かせ、数々の商業空間や人々の住まいを照らしてきた。
テーマ別に整理された本書は、マウラーの仕事を振り返りながら代表作を余すことなく紹介。照明デザインの境界線を押し広げていこうとする彼の創造力がここに浮かび上がる。
*稀少本
英語
288頁
245×305mm
2008年