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日本の建築家 22人の建築家の、ここだけの話。

3,080(税込)

  • 日本の建築家 22人の建築家の、ここだけの話。

表紙カバーの色あせ、端々の小さな破れなどのかなりの傷みのある書籍になります。
日本の建築家  22人の建築家の、ここだけの話。

日本の建築界を牽引する22名のプロフェッショナルたちの、他では聞けない「ここだけの話」を、この一冊にまとめました。
二川由夫が、優れた建築をつくりだすプロフェッショナルの仕事場=スタジオを訪ね、話題の近作や進行中のプロジェクトのこと、それらを支える思考や哲学は勿論、さらに人間自身のスピリットにも迫ります。皆が知りたい創作の秘訣やその人となりをあぶり出し、クリエイターたちを取り巻く「現在」、そして「未来」を浮き彫りにする、極厚インタヴュー集です。




01    妹島和世
妹島和世の近況/進行中のプロジェクト/単位について/スケールについて/プランの扱いの変化/二人の違い

02    藤本壮介
新しい事務所と大量の模型/藤本建築のスタディについて/内向きな若手?/アイディアなりの美学/バックグラウンドのこと/自分の家族観について

03    隈研吾
On the job training/事務所と大学のバランス/自分の領域と自分の出し方/海外の大学におけるadministration/説教係をつくらない/三つのアネックス/私の履歴書/歴史や時間の中での価値観

04    山本理顕
山本理顕の変化/真面目なリケン?/「邑楽町」での思い/愛される建築とは/中国で仕事をすること/教育者として/贅沢の自覚/これからが勝負

05    伊東豊雄
バークレーの行方/採用の評価基準/日本語によるブレインストーミング/アルゴリズムの功罪/ラフでゴツい建築/伊東建築の大らかさ/パーソナル・ヒストリー/ネガティブさからの脱却/桃源郷と地獄/都会を歩くゾウ

06    乾久美子
新種の「建築家像」/ファサードの拠り所/実態としての手掛かり/二つのサイド/コンテクスチャリズムの落とし穴/保守的な提案へのアダプトの仕方/上位概念としての美術/投資の対象/公共性へのアプローチ

07    北川原温
芸術院賞と日本の建築家/個人と個人の繋がり/バブル以降の日本/リサーチャーではない建築家像/ルブアルハリ砂漠とシュールレアリスム/上手く使われてしまう器用な藝大生/北川原事務所の仕事術/ベルリン事務所/イージージェット/教職と実務のバランス

08    藤森照信
なぜ事務所を開かないのか?/建設の喜びと祝祭性/野武士の世代/コルゲートの家/引き算の建築/藤森デザイン、世界への拡がり/歴史というベース/言葉の力

09    内藤廣
メキシコの思い出/立ち位置は変化したか?/建築村の村はずれ/大学と実務の両立/組織に風穴を開ける/土木と文化/アバンギャルドと和風/Hard to Communicate/一瞬先は闇?

10    西沢立衛
ヴェネツィア→ブラジル/展示における建築的アプローチとは/SANAAと西沢事務所/中流から生まれた建築家像/「世界史」と「日本史」/西沢的社会性/建築は「個人」のものか?/批評性への渇望

11    佐藤淳
研究室と事務所/構造家の仕事/攻めと守り/座屈王/建築の数だけ構造家の仕事がある/暗中模索しながらも、建築の成立を目指す/他業種のエンジニアリングからの刺激/まずはつくってみてから考えよう

12    石山修武
20年間にわたる、学生の変化/個別性をデフォルメしていく/特異ではあるがカオスではない社会/微妙に変えていくことがデザイン/建築学科の看板は絶対に外させたくない/矛盾が生むリアリティ/メディアをやってみようかと思っている/触れない建築/編集的態度/アップデートを常に代謝していく建築史/船に乗っている自分

13    小嶋一浩
プロフェッサー・アーキテクトの在り方/学生たちの変化と学生たちからの影響/パラダイムシフトの中での建築家/死ぬまでに一つでいいから名作をつくる/背後に折り込む精度、そして、強いない強さ/構想力をトレーニングする場としてのY-GSA

14    藤江和子
建築の理解に時間を掛ける/使い勝手が大事/「岐阜」の仕事/建築と人間のスケールを調停する/プロダクトの仕事/ヒルサイドテラスのアトリエ/建築は大変!/形ではなく「どうあるべきか」が大切/大学で教えていること/事務所の雰囲気

15    亀井忠夫
日建設計での30年間を振り返って/PMと建築設計の情報共有/引き出しは同じでも味付けは様々/デザイン・ビジネス/潮流との距離の取り方/組織事務所とアトリエ系事務所/クライアントの背後にある社会を見据えて/スカイツリーのデザイン/仕事の意味と意義、そして、モチベーション

16    TNA/武井誠+鍋島千恵
夫婦ユニットの系譜/塚本と手塚、二つのベクトル/消費されない建築/建築の質を求めて/アカデミズムへシフトする前に/建築馬鹿/ローカルとインターナショナル/解像度が安定した公共建築

17    鈴木了二
建築、音楽、映像、多岐に拡がる関心/空間を主体とした映像学科/芸術学校の建築学生とは/建築界の閉塞感/前提という幻想を崩す/新しい試行「DUB」/デジタル時代における表現の強度/新しい判断基準を導入する/サバティカル中、サルディーニャ/建築で人を驚かす

18    原広司
近況は、慌ただしい毎日/現代幾何学への関心/数学の社会性/現代における「身の回り」とは/クラシックな建築観/情報工学の発展は人間の意識の拡張である/学問のススメ/ドーム、超高層、駅、巨大建築の設計を経て/自国の近代化は自分たちの手で/仕事における海外と国内の相違点

19    石上純也
新しい事務所は素晴らしい立地と大空間/石上事務所の仕事スタイル/実作の建築とのギャップ/全ての仕事は建築の延長線上にある/石上純也の学生時代/日本人が持っている日本的感覚/今の若手建築家は議論をしない?/現代において議論は必要か否か?/商業的論理だけでは建築が建築にならない/建築家の仕事の大半は、調整/「自然さ」を持った建築

20    入江経一
東京から岐阜へ移って/多木浩二との出会い/建築家人生で最大の事件/ノスタルジーではなくクオリティを問い続けている/都市博とは何だったのか/見積りを取っても実務設計を何度もやり直す/時代遅れの、ものづくりのシステム/500年後に残っているもの/冷遇ではなく厚遇、手応えは感じている

21    磯崎新
磯崎新、二度、ブッ倒れる/Architect同士が衝突したシチュエーション・ルーム/Architectの再定義/磯崎アトリエ再編/フォトショップ・デザインとBマイナス・シティ/「天皇即位のシステム」考/北朝鮮デザイン論/21世紀型都市論の模索/日本の都市論の鍵はヤクザ映画にあり/建築付きで土地を売る都市プロジェクト/世の中を騒がす物事と付き合っていく

22    安藤忠雄
一歩踏み込み、問題を起こし、本質をとらえる/海外で仕事を進める安藤流のコツ/国際人の言語感覚/二つの震災を通して、建築家として何を思うか/建築家の表現力と社会性のギャップ/建築や環境づくりの面白さを表明すること





568 total pages
ISBN 978-4-87140-679-6 C1052
2013年2月25日発行

 

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003012000022
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21068
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