現代建築家コンセプト・シリーズ3:乾久美子――そっと建築をおいてみると
¥1,980(税込)
全15章で構成される本書は、写真/図面/テキストによって主要作品を解説。 とくに、合計50,000字を超える作品解説は、すべて建築家本人による書き下ろ し。自らの作品を徹底的に語り尽くす。
巻末には、乾久美子論を2本収録。筆者は、国際的に活躍する建築家・西沢立 衛氏、《BUILDING K》にてデヴューをはたしたばかりの藤村龍至氏。
「建築をつくるのではなく、おくこと」「表現するのではなく表情をデザイン すること」。読者は、本書を通じて新たな乾久美子に出会う。それは、一貫し て乾がもとめ続ける「日常に潜む世界のみえない秩序への気づき」、その追体 験である。
日本語/英語
160頁・210×148mm・2008年