Beyond Inn Out 大竹央祐
¥4,950(税込)
ゆらゆらと揺れながら、その境を越えようとする。
大阪市此花区梅香のまちなみと、ひとつの建物を巡る記憶。
気鋭の建築写真家・大竹央祐による初の写真集。大阪・此花区にあるホテル、The Blend Inn(設計:タトアーキテクツ)とその周辺を2か月にわたり取材。空間の光や風、場所に漂う空気感のようなものを対象に、それらを同じフォーマットのフィルムで捉え直すことで、建築の「内=in(n)」「外(out)」の境界を超えて、建築を取り巻く環境を写し出そうとする試み。
インフォーマルな風景の中に人々の暮らしが息づく「まちなみ」の写真と、そのまちなみのような時間の堆積を荒々しいコンクリートの肌理と遊戯的な設えによって再現した「建築」の写真を、同じ見開きの中に並列、対比させることで、見るものに連想的なイメージを与える構成。巻末には建築家・島田陽へのインタビューのほか、著者と詩人・辺口芳典によるノート・撮影地点マップを収録。
144頁
185×247mm
2021.4
¥4,180(税込)
¥4,180(税込)
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¥3,133(税込)