ふたしかさを生きる道具/ツバメアーキテクツ
¥2,530(税込)
注目の若手建築家ユニット、いきいきとした場のつくり方を綴る
私たちが建築に重ねるのは、不確かさの中で、それでも実感のもてる物事を手繰り寄せ、自分たちの生きる環境を自分たちで扱えるものにするための身の丈に合った道具としての姿である。──はじめに より
ツバメアーキテクツが実践を通して得た気づきを綴る6章の論考と、分野の異なる3名の専門家との対談を収録した一冊。
【目次】
はじめに
ふたしかさを生きる道具
第一章
建築の仮説を立てる「デザイン」と「ラボ」の循環
─山道拓人
第二章
森の木で建てることから
─千葉元生
対談
写真に現れる建築の演技、都市の演技
─高野ユリカ×ツバメアーキテクツ
第三章
「つくる」と「つかう」をつなぐメンテナンス
─千葉元生
第四章
だれのものでもない庭
─西川日満里
対談
現代の長屋を成立させる条件のデザイン
─小川さやか×ツバメアーキテクツ
第五章
生きることを支える家
─西川日満里
第六章
街をリバースエンジニアリングするルールと、越境する設え
─山道拓人
対談
変わろうとする世界の背中を押す建築的方法のモデル
─青井哲人×ツバメアーキテクツ
あとがき
バラバラさに流れを
日本語
232頁
148×210mm
2024.04