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応答 漂うモダニズム

3,190(税込)

  • 応答 漂うモダニズム

2013年に出版された槇文彦の「漂うモダニズム」。建築界に静かながら重たい問いを投げかけました。
かつて鮮やかな航跡を描く巨船だったモダニズムも方向性を見失い、大海原を漂っている現在、設計の自由がますます失われる建築家に未来はあるのか。

伊東豊雄、塚本由晴、藤村龍至ら幅広い世代からの応答と、槇文彦からのさらなる回答を収録。


目次
「なぜ今、「漂うモダニズム」への応答なのか」真壁智治

第1章―大海原からの脱構築
・五十嵐太郎「オルタナティブ・モダン―近代の底が抜けた後に」
・藤村龍至「漂う建築、浮かび上がるアーキテクチャ」
・黒石いずみ「モダニズムという仮構」
・中谷礼仁「クリティカルグリーニズム―植物と霊性のゆくえ」


第2章―大海原に漕ぎ出す
・伊東豊雄「それでも我々は小舟を漕ぎ続ける―グリッド・フレームの大海原を」
・辻琢磨「parallel dialogue with Modernism」
・饗庭伸「大海原を漂うための方法」
・小嶋一浩「「空間化」と「社会化」をどう引き寄せることができるのか?」
・塚本由晴「モダニズムを包囲する建築の産業化」


第3章―大海原からの息吹
・藤原徹平「大海原に流れを生み出す「漂流」的能動」
・塩崎太伸「ジェネリックに育った僕たちのもうひとつの空間論に向けて」
・堀越英嗣「新たなヴィジョンを触発する「漂うモダニズム」」


第4章―大海原をさまざまに問う
・松葉一清「そして、船は行く―「書き割り」の海原を」
・内田祥士「日本のモダニズム」―その後ろ姿から想像する今の表情」
・横河健「モダニズムが見えない―それでも船を漕ぐか?」
・糸長浩司「大震災後の建築と人」
・保坂陽一郎「モダニズム建築の多様性の再吟味を」


第5章―大海原をいかに泳ぐのか
・「応答「漂うモダニズム」に応える」槇文彦



日本語
368頁・四六判並製・2015年

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