建築史家ジャン=ルイ・コーエンによるミースの書籍
20世紀の巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエ。
建築家やモダニズムの歴史に興味のある者にとって重要人物であることは言わずもがなである。
著者のジャン=ルイ・コーエンはニューヨーク大学の教授であり、2003年までフランス建築協会のディレクターも務めていた。国際的な建築史を専門とする権威ある建築史家。
その幅広い知識に基づく視点から、包括的な書籍としてミースの足跡をまとめあげている。
具体的な作品を数多く取り上げながら、テキスト、写真、図面を通して、建築家の多面的な展開を詳しく掘り下げる。
年代を追いながら、6つの章から構成されている。
1.ベルリンでの最初の作品(1886-1914)
2.メトロポリスのためのプロジェクト(1918-24)
3.新しいヴィラ(1925-30)
4.1930年代のバウハウスでの活躍(1930-38)
5.戦後アメリカにおけるプロジェクト(1938-56)
6.工業的な古典主義(1956-69)
英語
192ページ
218×244mm
2018.7