ウィーンの建築家カール・プルシャの包括的な作品集
1936年オーストリア生まれ。
1960年代前半にハーバードGSDに所属し、インスピレーションとビジョン、ワーク・ライフ・バランス、自己決定と自由への願望について研究したのち、1964年に国連の招待によりネパールに行く機会を得、そこで建築家になることを決意する。
カトマンズ渓谷開発保全プロジェクトに関する多くのプロジェクトに携わることで、観測し文書化すること、計画し建てることを学んだ。
また、丹下健三とルイス・カーンの作品についても調査をしていたこともある。
1978年にウィーンに戻り教授になり、後に美術アカデミーの長を務める。
プルシャのアカデミックで社会的な影響力は、建築における教育と実践の違いを浮き彫りにし、アクティヴィストでもある建築家はウィーンにおいて存在感を示していた。
書籍には建築家の生涯にゆかりのあるアメリカ、カトマンズ、ウィーンの3つの地域ごとに作品を紹介する。数多くのプロジェクトの資料、生涯と時代を取り巻く地政学的、文化的、技術的発展を記した詳細な年表を収録している。
英語
240ページ
298 x 210 mm
2019年12月