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安藤忠雄 建築を生きる/三宅理一(著/文)

3,300(税込)

  • 安藤忠雄 建築を生きる/三宅理一(著/文)

「いまや何百という単位で世界中に建築作品がつくられ、直島やヴェネチアなどで作品めぐりができるスケールにまで広がって、「安藤忠雄」なるものは世界的な出来事として理解されている。アンドー・ウォール、アンドー・キューブといった語も昨今の建築語彙として定着しつつあるようだ。日本以上に海外ではひとりの建築家の枠をこえ、ひとつの文化現象として理解されはじめている。
しかし安藤忠雄をほんとうに理解するためには、その人に刷りこまれた信条や生き方、美学や土地に対する見方を十分に知らなければならない。メディアの上で生産され消費されている建築家像とは異なったレベルで安藤忠雄の実像に迫りたい。これが本書を執筆する動機であり、そのために各地をまわり、建築家本人からも詳しい話をうかがった」

生い立ちから現在までを同時代的背景とともにたどりつつ、住宅、商業施設、教会・寺院、学校・図書館、ミュージアム・劇場ほか種々の建築作品と環境・文化プロジェクトを精緻に読みとく。世界の「アンドー」の全体像に迫る建築史家渾身の書き下ろし。本格評伝にして作品論の決定版。
 

目次


第1章 生い立ち
第2章 建築へ
第3章 長屋が世界を変える
第4章 住宅の時代
第5章 旅と文明
第6章 幾何学と光
第7章 生まれ変わる商業施設
第8章 宗教空間への洞察
第9章 批判的地域主義の旗手として
第10章 持続的な集合住宅を求めて――六甲の集合住宅
第11章 木の建築をめざす
第12章 公害の島を生まれ変わらせる――直島での実験
第13章 ミュージアムの建築家として
第14章 阪神・淡路大震災をこえて
第15章 東京大学教授として
第16章 安藤事務所というチーム
第17章 世界に対するメッセージ
第18章 書籍の空間
第19章 フランソワ・ピノーとの仕事――欧州の歴史との対話
第20章 上海へ
第21章 大阪人として


あとがき

日本語
328頁
210x148mm
2019.12

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209329
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