リナ・ボ・バルディ作品集(Yale University Press:Reprint edition)
¥7,700(税込)
2014年で生誕100年になるブラジルの女性建築家、リナ・ボ・バルディ。
ローマで生まれ、G・ポンティの下で勉強し、雑誌「DOMUS」の編集やイラストに携わる。ピエール・ルイジ・ネルヴィ、マックス・ビルらと親交を持ちブラジルに渡った後も連絡を取り合っていた。
1946年32歳のときに夫のピエトロ・マリア・バルディともに故郷のブラジルへと移住し、サンパウロ・アート・ミュージアム(MASP)などのダイナミックな作品を残す。コンクリートやガラスのような工業的な素材を使い、自然を模したような形態、内部空間は様々な用途で使えるよう工夫を凝らした作品は、今もなお人を惹きつけてやまない。
本書は、2007年にバルディとB・ゼーヴィとのディスカッションに関する論文でブルーノ・ゼーヴィ賞を受賞したZeuler R. M. de A. Limaによる作品集。イタリアとブラジル、ローマ、ミラノ、サンパウロ、サルヴァトール、ミナスジェライスの5つの都市を渡ったバルディの足跡を追いながら、作品を収録したモノグラフ。
英語
240頁・252×218mm・2013年