生誕100周年を記念して出版
ローマ出身で、ピエール・ルイジ・ネルヴィ、マックス・ビルらと親交を持ち、ジオ・ポンティに師事していたバルディ。
32歳のときにブラジルに移住し、自然を模したような形態、ダイナミックな空間を持った作風で、ブラジル・モダンを代表する作品を数々残した。
生誕100周年を記念して出版された本書は、美しいカラー写真で彼女の作品を紹介し、バルディ研究で知られるO・オリヴェイラやAndresLepik(ドイツのキュレーター)、ブルーノ・ゼーヴィ賞を受賞したZeuler R. M. de A. Limaらによる解説文を収録した作品集。そのほか、シュテフェン・レーマン、Catherine Veikosらもテキストを寄せる。
収録作品は、ガラスの家、サンパウロ美術館、SESC Pompeia文化センターなど。オスカー・ニーマイヤーに並ぶブラジル建築を代表する建築家の作品集。
2015年にピナコテーク・デア・モデルネにて開催された展覧会に際し出版。
英語
368頁
306 × 254mm
2017年