ディエゴ・ヴィエラやフリーダ・カーロのスタジオらと親交を持ち、彼らの住宅兼スタジオを手がけたことで知られるメキシコ・モダニズムの重要な建築家オゴルマン。

1929年にオゴルマンの家族のために設計された自邸は、学位終了後してわずか2年で手がけた住宅で、機能的住宅のモデルとなるものを作りたかったと自身は述べているように、ディエゴ・ヴィエラやフリーダ・カーロらがデザインを依頼するきっかけになったともいわれる傑作である。

INBA（The Instituto Nacional de Ballas Artes）が、2010年から3年間かけて復元したこのプロジェクトを貴重な資料を交えながら紹介する。

図面、スケッチ、当時の写真や復元後のカラー写真などの図版とともに紹介。

2011年に出版され好評だった書籍「ルイス・バラガン自邸」を出した出版社の新刊。


英語
128頁／223×170mm・2015年