特集:ビットモデリング
―デジタル・デザイン・ツールの現在形―
中島淳雄「第三世代のデジタル・デザインと自由曲面」
「Rhino」の生い立ち|[Grasshopper」の効用|「NURBS」とは?|第2、第3世代のデジタル・デザイン・ツール
内山美之「現実に応えるパラメトリックな力とは」
ロジャースからザハへ|ベースモデルの「Driver」|パラメトリック・デザインの必然性|「Maya」と「Rhino」の連携|「Digital Project」の役割|生産プロセスへの3Dデータの浸透|「Wing」に対するザハの理想|3Dモデラーによるクオリティ・コントロール
豊田啓介「スケールを越えた関係性を感覚的に扱う可能性」
個人的経験知と高次元情報の共有|グラフィカル・アルゴリズム・エディタ|「Grasshopper」と「Max/MSP」|因果関係と経験則による記述|自分を変えるための触媒|センシングの重要度|ロバストネスな可能性
山梨知彦「スムーズにデジ・アナ変換するツール」
実験から本格業務へ|3DモデリングとBIMの違い|3Dセンターの業務内容|合目的的パラメトリック・デザイン|模型の価値
斎藤浩章 「プロジェクトに最適化したデジタル・ツール・セット」
隈事務所のCGスタッフ|頭の中にある3Dモデル化手順の共有|3Dモデルによるスタディ方法の提案|「アジャイル開発」的なスタンス|「DDL」での仕事
隈 研吾「ゲームとしての程良いパラパラさ」
ペーパーレス・スタジオ|デジタル・ガーデニング|石や木におけるパラメトリックな扱い|早熟だった人たちの不自然な捻れ|東大のDFL|ゲームとしての程良いパラパラさ
作品:
星の子愛児園新館/石山修武
草屋根/藤森照信+中谷弘志
コープ共済プラザ/日建設計
Omotesando Branches/藤本壮介
Mirrored Gardens/藤本壮介
Whale Museum/藤本壮介
両口屋是清 東山店/隈 研吾
大分県立美術館(OPAM)/坂 茂
対談:[藤森照信×石山修武]
PLOT:
「富岡市新庁舎」編/隈 研吾
「京都府新総合資料館(仮称)」編/飯田善彦
「長崎県新県庁舎」編/日建設計
連載:
「地球の景色」4 藤本壮介
「二川幸夫の眼」8 内藤 廣
ロボットはコンピュータの夢をかたちにするか?8 アンズスタジオ
GA広場:
シドニー・モダン・プロジェクト/SANAA
Nebuta Tectonics/佐藤 淳
192 total pages, 84 in color
ISBN 978-4-87140-934-6
2015年7月1日 刊行