【在庫僅少】GA JAPAN 148
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特集
じわりとにじみ出るように、小嶋さんが周りに発散し続けていたエネルギーが、あちこちで何かの動きのきっかけになっているのではないでしょうか。
彼の設計作業は今も進行中で、これからも引き継がれて展開していくでしょう。
GA JAPANでは、そのベースにあった思考や関心、教育を含めた未来への投げかけなど、小嶋一浩の残した「何か」への手がかりをドキュメントします。
特集コンテンツ
□ 作品
CAt/釜石市立鵜住居小学校,釜石東中学校,鵜住居児童館,鵜住居幼稚園
□ 完全作品年譜 - 1985~2018年
シーラカンス、C+A、CAtにおいて、小嶋一浩が携わったプロジェクトをまとめた完全作品年譜(CAt監修)
□ 背景 - 建築家になるまで
小嶋一浩が自身のバックグラウンドを語る貴重なインタヴューを再収録。
「生まれ」は関西、「育ち」は東京/バイク&バンドを経て建築へ/とにかくやってみた氷室アパートの頃
□ 建築家を語る
原広司 form and device|ベクトル場の思考とモダニズムの形
妹島和世 宿命|宿命に立ち向かえる建築家
西沢立衛 建国|生きたモダニズム精神のパワー
山本理顕 開き方|プロセスを開き、いかに個人の主体性を見つけるか
米田明 自己撞着|後世に伝えるべき建築家の足跡
中山英之 設計課題|同時代の建築家や巨匠たちとの対等な勝負
工藤和美 leader|多様さへの関心と思考力
二川由夫 終わりに
□ 言語化 - 20のヴォキャブラリー
小嶋一浩の建築を分析するための、最も基本的な用語集。シーラカンス、C+A、CAtという変遷の中で、パートナーやスタッフたちとともに生み出してきた言葉、時には誰かが残した言説に強く共感し、発展させた言葉。「自分たちがやろうとしていることを言語化しないといけない」と考える中で紡ぎ出された、彼らの共同設計に必要不可欠な道具ともいえる言葉の数々を集めました。
□ 建築を語る
赤松佳珠子が語る「打瀬,美浜打瀬,流山」
千葉市立打瀬小学校 1995年
千葉市立美浜打瀬小学校 2006年
流山市立おおたかの森小・中学校 2015年
小泉雅生が語る「吉備,出雲」
吉備高原小学校 1998年
ビッグハート出雲 1999年
日色真帆が語る「スペースブロック」
スペースブロック上新庄 1998年
三瓶満真が語る「迫桜」
宮城県迫桜高等学校 2001年
伊東豊雄が語る「宇土」
宇土市立宇土小学校 2011年
□ 協働者の視点から、小嶋一浩を分析する
髙間三郎 設備|小嶋一浩と風
上野淳 計画|学校建築の展開
□ 断片 - 25人が語る建築家の肖像
その人となりや振る舞いに建築観や建築家像が顕れてきます。本編のインタヴュー内で挙がった、小嶋一浩を顕すキーワードとエピソードに加え、協働者やスタッフ、近しい建築家たちによる寄稿文とともに、建築家を形づくる断片を集めてみました。
伊藤恭行,宇野享,堀場弘,岸和郎,青木淳,小野田泰明,藤本壮介,藤原徹平,安東陽子,
佐貫大輔,大村真也,阿久根佐和子,赤松佳珠子,小泉雅生,日色真帆,伊東豊雄,三瓶満真,
原広司,妹島和世,西沢立衛,山本理顕,米田明,工藤和美,中山英之,髙間三郎
□ 建築の外 - 周縁から見た建築家
建築と別の世界で、小嶋一浩はどんな人物だったのか。社会学者、デザイナー、陶芸家、脚本家、アーティスト、ファッション、他分野の友人や知人たちのエピソードから、私たちが知らない建築家の素顔を紹介します。
吉見俊哉,羽田野直子,馬岡智子,古平正義,原游,堀江俊明
□ 語録 - 小嶋一浩の分析力
他者の証言ではなく小嶋自身による、同時代の建築家や近代建築の巨匠、その建築作品に対する分析力から、小嶋一浩を浮き彫りにする語録集。
作品
石上純也 Vijversburg ビジターセンター
¥3,498(税込)
現代建築家コンセプト・シリーズ 21:小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt
¥1,980(税込)