フランシス・ケレ/リセ・ショージュ中等学校
¥7,000(税込)
ソウト・デ・モウラが編集を手掛けるONEシリーズ。
今回の号では、フランシス・ケレのリセ・ショージュ中等学校を特集。
1965年生まれ、30才でベルリン工科大学に入学したディエベド・フランシス・ケレ。2005年にケレ・アーキテクチャーを設立。伝統的な技術と素材を現代の技術と組み合わせた画期的な建築で国際的評価を得、2017年にはあのサーペンタインギャラリーパヴィリオンも手掛けている。
本書はケレの祖国、ブルキナファソのリセ・ショージュ中等学校を特集する。アフリカの風景の中に立ち上がるこの作品は、土の床を持つ教室、教室を包むユーカリの木で作られたスクリーン、地産のラテライト石から作られたレンガを使用した壁など、地元産の建築資材をふんだんに使用している。教室や歯科を含む9つモジュールの放射状レイアウトは一種の自律的な「村」の状態を作り出す。
建設にあたり、ケレはあらゆる段階で、地域の人々と密接にコミュニケーションを取った。設計の最終的な目標は、学校が学生、教員、地域住人のインスピレーションの触媒として機能することである。地域で調達できる素材と技術によって建てられたこの学校は、電気に頼らない自然換気や廃棄物削減など現代の建物が抱える様々な問題に実用的な解答も示している。
豊富な図面とイワン・バーンによる写真を通して、このプロジェクトの全容を解き明かす。
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