近年、建築の分野での活躍も目にすることが多いオラファー・エリアソン。
インスタレーション、彫刻、絵画、写真、映画、建築プロジェクト、パブリックスペースに介入する作品など、これまでの30年にわたる活動を詳しいテキストとイメージで紹介する。

2003, 2004年にロンドンのテートモダンで行われた200万人の来場者を集めた天気予報プロジェクトなどの大規模な作品から、水彩画、ガラス作品など小さな作品まで、作家の創造的で比類なき活動をを広く紹介。これまでにほとんど知られていない作品も見ることができる貴重な書籍となっている。

作品は、グリーン・リバー（1998）、アイス・ウォッチ（2014）、ウォーターフォール（ヴェルサイユ宮殿、2016）、A view of things to come, Reality projector, and The unspeakable openness of things（北京、2018、最新プロジェクト）ほか。ベルリンにある作家のスタジオ、「ザ･キッチン」の様子も。

500点を超えるイメージ、美術史家のミシェル・クーの明敏なエッセイ、エリアソンのインタビューも収録。

英語
440ページ
248 x 314 mm
2018年