版築-伝統と可能性
中央ヨーロッパ、特にスイスの版築の歴史と重要性を探り、現代における建設技法としての可能性を調査する。
版築には、強度、耐久性、自然環境を燃やさないという点において大きな利点がある一方で、その場の気候に依存してしまうという欠点がある。しかし、これはプレハブ部材を用いることで回避できるだろう。エコロジーに持続可能であり、完全な再生利用も可能である。この先駆的で包括的な研究は、既存の建築遺産の価値を擁護すると同時に、さらなる研究の基盤となる。
(BOOKCLUB掲載)
英語
316 頁
220×300mm
2019 年5月