構造の系譜:日本の構造デザインから学ぶ
¥7,300(税込)
戦後の日本の建築家と構造家の知られざる密接な歴史とは…
戦後日本における建築と構造家の密接な歴史を、厳選したエッセイと国際的な構造家による円卓会議の記録から明らかにする。
2016年、MOMAで開催された展覧会「日本の星座:伊東豊雄、SANAA、そしてその彼方へ」におけるシンポジウムから生まれた10のエッセイを収録。
1945年以降、日本で最も重要な建築を生み出した、丹下健三、川口衞、木村俊彦、松井源吾、斎藤公男、佐々木睦朗、坪井善勝といった、建築家と構造家のコラボレーションに迫る。
ほとんど触れられてこなかったその歴史を、学術的かつ理解しやすい形にまとめ、膨大な数のアーカイブ写真、撮り下ろし写真と共に、革新を生むこの親密な協働作業の伝統が、いかに次世代に受け継がれていったかを明らかにする。
20世紀後半の日本で生まれ、現代にも息づく創造性と協調性に富んだ建築家と構造エンジニアの魂に、ユニークで国際的な視点を与える一冊。
英語
232ページ
156×235 mm
2019年8月