GA JAPAN 164
¥2,566(税込)
今号のフィーチャーは、「建築の再生」。むかしから、建築は手を入れて長い時間使い続けるものだから、テレビでも紹介されるような、古い団地に手を入れて、おしゃれに住みやすくするレシピもある。でも、単にそれだけでない創造もあるのです。新しい命を吹き込み、時に周囲まで巻き込んでいくようなパワーあふれる「建築」が。そんなテーマに迫る、新作から名作まで、設計者の意志から批評まで、誌面に展開します。
作品
京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館) 青木淳・西澤徹夫 設計共同体/松村組/昭和設計
解説:京都市京セラ美術館 青木淳+西澤徹夫
INSIDE VIEW:新旧のバランスを見ながら既存建物をチューニングする 青木淳+西澤徹夫
弘前れんが倉庫美術館 田根剛
解説:時間をデザインして記憶を構築する 田根剛
まごころ学園 長建設計事務所+山下研究室
解説:ヒダヒダにあそび、スベスベにあそべず 山下秀之
INSIDE VIEW:小径木でつくる中規模木造公共建築 江尻憲泰
龍谷大学深草キャンパス 成就館 飯田善彦
解説:地域連携するサークル活動の拠点 飯田善彦
松原市民松原図書館 MARU。architecture+鴻池組
解説:環境の中で時間軸を読み込む 高野洋平+森田祥子
國學院大學 総合学修館 日建設計
解説:大小の環境を鋳型に五感を刺激する場を創る 浦俊弥+福井貴英
INSIDE VIEW:三つの建築的エレメントをコントロールして場を開く 浦俊弥+福井貴英
特集
Rebirth of Architecture 建築の再生
対談
過去を乗り越える意思を示す建築 西沢立衛+二川由夫
オンタリオ・アート・ギャラリー フランク・O・ゲーリー
パラディアム 磯崎新
リヨン・オペラハウス ジャン・ヌヴェル
カイシャフォーラム・マドリッド ヘルツォーク&ド・ムーロン
オルセー美術館 ACTアーキテクチャー,ガエ・アウレンティ
ドイツ国会議事堂 ノーマン・フォスター
王立オンタリオ美術館増築 ダニエル・リベスキンド
プンタ・デラ・ドガーナ再生計画 安藤忠雄
プラダ財団 OMA
エルプフィルハーモニー・ハンブルグ ヘルツォーク&ド・ムーロン
モスクワ科学技術博物館 石上純也
PLOT
「森の幼稚園」編 設計:石上純也
phase 1 子どもの世界の具体性を考える 語り手:石上純也
「極細フレーム+極薄膜の実験」編
phase 2 高さ一〇㍍への挑戦 語り手:佐藤淳
「都市的プロジェクトについて」編 設計:藤本壮介
phase 1 個人と公共が繋がる空間 語り手:藤本壮介
連載
エッセイ 地球の景色33 藤本壮介
立衛散考 西沢立衛
GA広場
まちと学校をつなぐ、ナギヒロバとまちかどヒロバ 畝森泰行・丹羽雅人
自然との共存を感じられる震災ミュージアム 大西麻貴・百田有希
〈光のカーテン〉としての離散型ルーバー 矢野雅規
屋根と柱と自由なピロティ 南俊允
192 total pages, 112 in color
ISBN978-4-87140-963-6 C1352
¥2,333+税
¥3,190(税込)
¥3,190(税込)
¥3,190(税込)