1000%の建築 つづき/谷尻誠
¥1,980(税込)
2012年に刊行した『1000%の建築』を大幅加筆。
糸井重里氏との対談も収録。
身近なものの見方をちょっと変えてみる。
建築家・谷尻 誠は、いつもそんなふうに考える。
それはある意味「勘違い」。
しかし、勘違いすることで新しいものが見えてきて、建築の大きな可能性が広がる。
この本は、そんな彼の考え方や建築のおもしろさをやさしい語り口と楽しい絵で紹介する。
[目次]
0.はじめに
勘違いが生まれた部屋
1.勘違いのはじまり
はじまりは、漫画
バスケットボール 一見不利なことを有利にする
独立後の勘違い ~下請けでも提案しちゃう~
2.勘違いの建築
右手と左手 無関係な関係性
仕切っているのに仕切っていない
洋服のような建築
ボロかっこいい
完成する建築は飽きがくる。未完成に向かうべき
名前をとる「はじめて考えるときのように」
廊下が廊下じゃなくなる瞬間
テーブルがテーブルじゃなくなる瞬間
大きく感じるものは大きさを測れない(スケールがない)
自然にスケールを与える。自然を建築化する
小さいなかに小ささをつくることで大きさを感じさせる
料理の盛り付けを建物にみたてる
たためば小さく収まる服の発想を建築に応用する
3.勘違いの未来
頼まれなくても考えとく
今やっている仕事が次の仕事を呼ぶ
うまくなることより、自分にしかできないことを見つける
仕事は獲るものじゃない、生み出すものだ
など……
日本語
176頁
204x184mm
2020.5