新装版 色の知識
¥2,530(税込)
西洋絵画の巨匠たちが好んだ色彩や、西洋を中心とした世界30カ国の色彩風景、
さらに建築物や陶磁器に由来する色名などを広範囲にわたり採集した一冊。
美しい写真と親しみやすい解説が、入門編にも最適。
巻末の色彩科学・文化史年表を加筆した新装版。
・2万5千年前、ラスコー洞窟の壁画に使われた「レッド・オーカー」
・古代ローマ帝国の皇帝に受け継がれた、官能的な「チリアン・パープル」
・18世紀、フランス・サロン社会で大流行した「ポンパドール・ピンク」
・色彩の魔術師、マティスが用いた「空の青、人体のピンク、丘の緑」
・激情や狂気をも表現した、ゴッホの「クローム・イエロー」
・仏教や陰陽五行説を習合した日本の伝統色「赤、白、黒、青、黄」
・僧侶の衣装、王宮や仏教寺院、涅槃の釈迦像…タイに溢れる「ゴールド」
…など、初心者にも興味深い話題を多数収録!
本書で紹介する550色すべてに由来や用途など詳細な解説付き。
CMYK、RGB、マンセル値の色情報も完備。
日本語
223 頁
150 x 210 mm
2020.4