装飾をひもとくー日本橋の建築・再発見ー
¥2,530(税込)
江戸時代より経済・文化の中心地として栄えた日本橋は、かつて全く新しい風景を出現させた最先端の地。日本橋高島屋をはじめとし、周辺には日本橋三越本店本館、日本銀行本店本館、三井本館など、ヨーロッパに学ぶ本格的な古典主義の建築が多数残っていることからも、それは明らかです。また近年、日本橋は新たな再開発が進む街として注目されます。本書では日本橋高島屋を中心に、日本橋地域の近現代建築を取り上げます。なかでも建築の細部・装飾に焦点をあて、西洋の古典主義が日本橋界隈の建築にどのように導入されているかを徹底的に検証します。知られざる装飾の歴史をひもとき、新たな建築の楽しみ方を提案します。
デザイン:マツダオフィス(松田行正+倉橋弘)
日本語
168 頁
154 x 201 mm
2021.1