イタリアの照明デザイン 1945-2000
¥3,990(税込)
"Italian Lighting Design 1945-2000"
第二次世界大戦後、イタリアの工業デザイナーはランプや照明のデザインで世界的に高い評価を受けるようになった。以来、カスティリオーニ兄弟やアルテミデのランプなど、近現代のデザインを代表する画期的なモデルを生み出してきた。
本書は、1945年から20世紀末までのイタリアのランプ・照明デザインの変遷を豊富な図版で紹介する。デザイン史家のアルベルト・バッシによるエッセイ集は、17のセクションで構成されており、この業界の批評的・商業的成功と、伝統、装飾的品質、技術、生産の間のユニークな関係を辿る。カスティリオーニ兄弟、ヴィコ・マジストレッティ、ジーノ・サルファッティ、ピエトロ・キエーザなどのデザイナーや、フロス、フォンタナ・アルテ、フォンテーヌなどのメーカーのプロフィールも掲載。
300点以上のアーカイブ写真と新しい写真、オリジナルの広告、製品のディスプレイ、照明やライトのインスタレーションを再現した本書は、ABCが発足させた新シリーズの第2弾。『Twentieth-Century Graphic Design』に続く新シリーズで、従来の読者である建築家だけでなく、グラフィックの分野で働く人々や新しいデザイン学部の学生にも向けた内容となっている。
※経年感あり
英語
248 頁
171 x 241 mm
2004.9