建築の難問 新しい凡庸さのために
¥3,960(税込)
建築・都市・土木の分野を自在に往還、3・11以後は三陸の各種復興委員会に名をつらねた著者によるラディカルな建築論、渾身の問答集。聞き手・真壁智治。
[目次]
はじめに
序 建築を和解の場にするということ
第1章 建築という言葉の難問
建築を定義する
存在としての建築、現象としての建築
第2章 建築を支えてきた難問
建築は世界とつながれるのか
建築で人は幸せになれるのか
第3章 建築に備わる難問
空間について
時間について
場所について
第4章 建築内存在としての難問
モダニズムという問題
「中心」と「周縁」
「私」と「公」
「中央」と「地方」
「都市」と「地域」
「継承」と「切断」
作品性あるいは作家性について
建築は芸術か
第5章 建築を生むための難問
架構について
材料・構法・構造
「素形」と「素景」について
プレハブリケーション
土木と建築
アンビルトという方法
建築は批評性をもちうるか
つくり手と使い手
第6章 社会と歩む建築が抱える難問
3・11と建築
建築を伝える
都市をつくる
建築家とは誰なのか
建築を評価する
新しい凡庸さについて
建築への問いかけ
第7章 建築を愛しうるかという難問
建築の外面と内面
建築と社会
建築を語る
建築を愛する
注
長いあとがき
日本語
288頁
135×196mm
2021.7
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