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鉄道と郊外 : 駅と沿線からの郊外再生

3,080(税込)

  • 鉄道と郊外 : 駅と沿線からの郊外再生

人口減少時代の郊外住宅地、生活圏の再編、ワークスタイルの変化
……「鉄道」から問う2020年代の郊外論。

均質と思われていた郊外住宅やその住民生活は、いまや少子高齢化の影響、家族や就業構造等の変化に伴い多様化を呈する。鉄道沿線に展開されてきた「良質な」郊外住宅地が、車社会の到来と衰退を経て空き家問題、コミュニティの問題などを抱える場となるなか、「駅前と沿線」の価値を見直すことで、再生の方策を見いだす。

 
[目次]
序章 
第1章 大都市圏と鉄道郊外 角野幸博
1 大都市圏の構造変化と郊外のポジショニング
2 鉄道事業者の郊外開発
3 郊外再生のきざし
第2章 郊外生活の現在 青木 嵩・角野幸博
1 郊外は均質なのか
2 買物先からみた郊外生活
3 外食先からみた郊外生活
4 自己実現の場からみた郊外生活
5 新しい世代の郊外生活
6 郊外生活のこれから
第3章 郊外住宅・住宅地の変容と未来像 岡 絵理子
1 郊外の戸建て住宅地
2 郊外住宅地で今何が起きているか
3 郊外住宅地の将来――私の生活実現のまちへ
第4章 郊外駅の現状と未来像 伊丹康二
1 鉄道ネットワークと郊外駅
2 郊外駅のタイプとその周辺
3 駅の拠点性
4 駅の象徴性
5 まちにつながる駅
第5章 多様化を続けた鉄道会社の事業と郊外 水野優子
1 近代期の事業展開――沿線価値の創出
2 戦後から高度成長期、安定成長期の事業展開――沿線価値の拡充
3 低成長期の事業展開――沿線価値の再構築
年表 関西私鉄事業史
第6章 沿線力強化による郊外再生 角野幸博、松根辰一
1 新たな論点
2 都市圏再編の必然性
3 立地適正化計画と沿線型コンパクトシティの可能性
4 駅の力
5 沿線再編における鉄道事業者への期待
補論 大手私鉄の東西比較 坂田清三


日本語
304頁
210x148mm
2021.8

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