都市の歴史
¥6,600(税込)
世界の都市は、いつどこでどのように生まれ発展していったのか?
碁盤の目や図形を描くように街路を走らせ、より高みを目指して次々と塔を打ち建ててゆくその形成全史を、収載図版352点とともに詳説する。
【隈研吾氏推薦】
本書で触れられているル・コルビュジエの「ロバの道」が示唆する有機性を、より進化させて今の東京にあてはめれば、しなやかな動きを受容する隙間的な空間、すなわち僕が提唱する「ネコの道」となるだろう----数百頁にも及ぶ肉厚で多層的な本書は、21世紀の町づくりの可塑性を考える際の、良質なスプリング・ボードにもなるだろう。古代から現代の世界都市が剛性と量塊感を獲得してゆくまでの歩みを活写した、壮大な「時の書」である。
日本語
546頁
155×216mm
2021.10