建築とキュビスム
¥7,350(税込)
*表紙下部に傷みあり
*ページ下部にシミあり
本書はキュビスムが興隆した第一次世界大戦前のヨーロッパに遡り、この前衛芸術運動と当時の建築分野の関係性を、歴史的、理論的、社会政治的な側面から詳細に調査する。20世紀初頭の建築、絵画作品を中心に、詩、ランドスケープ、装飾芸術などを含む幅広い表現形態に触れる。取り上げるのは、フランス、ドイツ、オランダ、チェコスロバキアの作品である。
キュビスム絵画と当時の建築空間には多くの交点が見つかるにせよ、その繋がりは決して単純/直接的でないことを、11の文章とモノクロの図版を通して明らかにする。
英語
264頁
180×230mm
1997年