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カルロ・スカルパ:カノーヴァ彫塑館

9,350(税込)

  • カルロ・スカルパ:カノーヴァ彫塑館

カルロ・スカルパが1955年から1957にかけて行った、北イタリア・ポッサーニョの「カノーヴァ彫塑館」増築プロジェクトを紹介する1冊。
彫刻家アントニオ・カノーヴァの作品は、スカルパの母校「ヴェネツィア美術アカデミー」の空間にも飾られており、この彫塑館(ジプソテカ)のプロジェクトはカノーヴァの彫刻作品へのオマージュとなっている。

スカルパが1926年に「ヴェネツィア美術アカデミー」を卒業する2年前に初めて建築の修士課程が開設されており、1928年の建築士登録試験に初めて合格した7人の中にスカルパの名前はなかった。そのため、「カノーヴァ彫塑館」の増改築完成までの間にスカルパは無免許で設計をしたと訴えられてしまう。
スカルパのキャリアの中でも最も悲しいエピソードのひとつとなってしまったが、美術アカデミーで過ごした日々はスカルパにとって一定の痕跡を残すものであり、それはアカデミア美術館とカノーヴァ彫塑館の改修に取り組んだことに現れている。

この非常に小さいが壮大な建築は、スカルパがいかに形態、表層、素材のバランスに優れ、詩的で洗練された表現に成功しているかを示している。


※製本の特性上、表紙角にシワが寄りやすい商品です。予めご了承ください。


英語
144頁
300 x 240 mm
2022.7

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独自商品コード
865804
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