グンマ・コンプレックス
¥1,485(税込)
全部、群馬のせいだ―――
そう思っていた時期は、確かにあった。
群馬の都市と建築、そしてどこまでも広がる平野を眺めながら、考えたこと。
山や温泉ではなく、あえて「関東平野の端っこ」としての群馬に焦点を当てた、建築・都市・風景の写真とエッセイ。
なぜ群馬県民は自虐ネタが好きなのか?なぜそんなに「ぐんまちゃん」を推すのか?
作者自身が東京で感じたカルチャーショックや劣等感と重ね合わせながら、建築・都市の特徴とともに紐解かれる、平野としての群馬の姿。
群馬のほうを振り向き、空っ風をまるごと受け止めたとき、見えてくるものがある。
日本語
48頁
148×210mm
2022.11