Architectural Review 2022年11月
¥3,850(税込)
AR November 2022: Emerging
二年前、ARは建築家、批評家、教師、芸術家、愛好家に「若い建築家」に手紙を書くよう依頼した。今年は趣向を変え、若い建築家たちに年上の自分たちへ手紙を書いてもらった。出来上がった手紙は、メンタルヘルス、人種差別、経済的不安定さ、気候危機についての考察に満ちており、若い建築家たちが今日直面している問題を明らかにしている。しかし、彼らはまた、希望を持ち続けようとしている。今号の基調エッセイで、Resolve Collectiveはこう書いている「プラクティスという概念は、謎めいた文字が続く名前の専門家だけの権限に限定されているように見えるが、彼らや他の多くの人々が実証しているように、プラクティスにはそれ以上の意味がある。」本号では、ARエマージング・アワードの最終選考に残ったプラクティスを紹介する。社会的事業に取り組み、地域社会に長期的な機会を創出する国際的なチームから、抽出以前の手法や素材を扱うチームまで、紹介された実践は、建築に新たな世界秩序が可能であるという希望を与えてくれる。
英語
106頁
230×283mm