Architectural Review 2022年10月
¥3,850(税込)
AR October 2022: Energy
始まりはエネルギーだった。それ以来、すべてはエネルギーをある状態から別の状態へと変化させる運動であった。食物は労働力となり、ガスは電気となり、化石燃料は建築物となる。今月の基調エッセイで、バルナバ・カルダーは「化石燃料が登場する前の数千年間、循環型経済が経済的に実行可能な唯一の方法だった」と書いている。建築は、それを創造し維持するために取り出した燃料から形成されていることを認識することは、私たちの建築環境についての考え方を変革する可能性がある。本号では、建築物と、その建築物周辺に存在するエネルギー源との間にある、しばしば曖昧にされがちなつながりを可視化することを目指す。
英語
110頁
230×283mm