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地域を変えるランドスケープ: はみだしの設計思考

2,970(税込)

  • 地域を変えるランドスケープ: はみだしの設計思考

いまや全国区で有名となった〈星野リゾート リゾナーレ那須〉、田んぼの真ん中に建ちながら富山の一大観光名所となった〈能作 新社屋・新工場〉、公設民営の施設ながら年間70万人の人が訪れる〈町田薬師池公園四季彩の杜 西園ウェルカムゲート〉、2022年に構想開始から40年越しに完成した〈大阪中之島美術館〉など、近年の話題作のランドスケープを続々と手がけているのが、スタジオテラ(石井秀幸+野田亜木子)。

地域の人びとを巻き込みながら、人が集まる場所へと変えていくランドスケープは、いかにして生まれたか。この本は、スタジオテラ独自の設計術を、「はみだし」をキーワードにして多数の図版とともに解き明かしていく。


日本語
192頁
148x210mm
2023.7

数量

はじめに

I. 継続する場とのかかわりを考える
まちの人がはみだす 石巻・川の上プロジェクト
・誰もが参加できるプロセスにする
・時間をかけてつくる

II. あるべき姿を考える
土地の個性が敷地にはみだす 町田薬師池公園 四季彩の杜 西園 ウェルカムゲート
・土地固有の形態を活かす
・風景を遮るものをなくす
・自然と連続させる

まちの行為が広場にはみだす 那須塩原市図書館みるる+ 駅前広場
・過ごし方を想定して設計する
・まちを見る視点と見られる視点をもつ
・地域の素材や職人と向き合う

III. 境界の存在を捉えなおす
風景は領域をはみだす 能作新社屋・新工場
・内外の体験をつなげる
・地形の造形で風景をつなげる

自然の力は境界をはみだす NICCA イノベーションセンター
・水の循環を取り入れる
・まちとグラデーショナルな関係性をつくる
・見なれた素材に手を加える

アクティビティは敷地をはみだす 星野リゾートリゾナーレ那須
・移動を体験化する
・「ならでは」のアクティビティ

IV. 土地の時間軸を考える
変化が計画にはみだす クアパーク長湯
・見えないところに目を向ける
・エイジングと更新に向き合う
・視点場を考える

V. 日常と非日常の過ごし方を考える
日常と非日常がはみだす さいき城山桜ホール周辺地区
・「みち」をたまり場として考える
・場に愛着をもたせる
・まちの人が主役になれる場をつくる

VI. 場所と向き合うきっかけを考える
居場所がはみだす Nagasaki Job Port
・仕切らずに適度な囲われ感をつくる
・多様なふるまいを生み出すファニチャーを点在させる

プロジェクト一覧
これからのはみだし
(LEAF COURT PLUS/鈴森village/八代市庁舎/大阪中之島美術館/ノミガワスタジオ)
おわりに

システム商品コード
000000006780
独自商品コード
234498
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