『堀部安嗣作品集 1994‐2014』に続く第２弾。住宅から公共建築、クルーズ船まで領域を広げた2010年代の作品を総攬する。

はじめに　堀部安嗣
堀部安嗣論　中島岳志

第１章
六郷の集会所/喜多見の家/尾山台の家/大泉の家/浜松の診療所・浜松の家/御殿山の家/東伊豆のマンション（改修）/小さな五角形の家
滲む輪郭ー師・益子義弘が表すもの　堀部安嗣

第２章
鎌倉山集会所/伊珂の家/牟礼の家/北青山のマンション（改修）/荻窪の家/菩提の家/住吉の家/下糟屋の家/池川の家

構想と実行ー住宅建築の伝統と持続可能性を巡って　堀部安嗣
地域の皆が建物に感じる利他の精神　金子誠二
平屋から増築、つながる暮らしと人　舘悦子
父の絵と家が醸し出す静謐なひととき　大森もと子

第３章
避暑地の家/信州上田の家/里山住宅博ヴァンガードハウス/北杜の家/中野のマンション（改修）/長谷の家/fca(マリナ通りモデルハウス)/河内永和の家（改修）/鎌倉大町の家

これからの住宅の行方ーパンデミックを経験して　堀部安嗣

第４章
guntū/八雲の家/奏野の家/葉山の家/南荻窪の家/竹林寺本坊・庫裏/阿夫利神社「石尊」（改修）

サピエンスの記憶　堀部安嗣
厳粛さと安心感の同居　「奏野の家」建主
堀部建築の構造　山田憲明
建築への共有する思い　羽根信一
堀部建築のための家具をつくってきて　傍島浩美

日本語
256頁
308x257mｍ
2024.02