トツカ・スペクタクル
¥1,800(税込)
横浜市戸塚区──この郊外住宅地には、スペクタクルしかない。
地形との格闘、そして山間部と遜色ないほどの豊かすぎる空間体験。
しかし人々は、あたかも均質空間でスノッブな都市生活が営まれているかのように土地を平す。
取り繕われた世界の中にも、「野生」は否応なく表出する。そこに目を向けたとき、飽きのこないRPGが幕を開けるのだ。
作者・岡本が幼少期を過ごした横浜市戸塚区を題材に、退屈なはずの郊外に潜む「野生」を捉える写真集。
※扉ページが破かれているのは意図的なものです。
企画・文章:神谷彬大
撮影・文章・デザイン:岡本章大
日本語
78頁
210x210mm
2024.4
カミヤオカモトZINE第一弾「グンマ・コンプレックス」はこちら>>
<目次>
序(神谷彬大)
第1面 ダンジョンへ
第2面 サバービア遺跡
第3面 取り繕われた世界の隙間
郊外育ちの乾いた目線(岡本章大)
補遺 『スペクタクルの社会』と『野生の思考』(神谷彬大)