コミュニティデザインの現代史: まちづくりの仕事を巡る往復書簡
¥2,640(税込)
市民参加の思想とその変遷をたどる、
コミュニティデザイナーと都市計画家の探検
コミュニティデザイナーと都市計画家が「まちづくりの仕事の歴史が知りたい」と始めた文通。「どうも70年代の世田谷で、面白そうなことが始まっている」「地縁型まちづくりを辿ると神戸が気になる」「まちづくりに最適なスケールって何?」「事務所の経営とは?」と広がり続ける話題から参加を巡る思想の変遷が見えてくる。
【目次】
1章 コミュニテイデザインの歴史が気になる
1 ランドスケープデザインからコミュニティデザインへ(山崎)
2 参加型デザインの原体験を振り返る(饗庭)
2章 パイオニアたちに会いに行こう
3 気になるパイオニアたち(山崎)
4 見取り図を描いてインタビューに臨も(饗庭)
パイオニア訪問記1 林 泰義さん
3章 70年代、町田や世田谷で起こっていた面白そうなこと
5 林泰義さんから派生するさまざまな話題(山崎)
6 いくつもの流れが生まれた(饗庭)
7 アメリカのコミュニティデザインを振り返る山崎)
4章 コミュニティ計画を突き詰めた神戸へ
8 知られざる真野地区のまちづくり(饗庭)
9 地縁型コミュニティを考える(山崎)
パイオニア訪問記2 乾 亨さん
5章 コミュニティ計画が描いたもの
10 コミュニティ計画をめぐる3つの論点(饗庭)
11 実践のなかの能動態・中動態・受動態(山崎)
パイオニア訪問記3 小林 郁雄さん
6章 まちづくり事務所の経営について考える
12 コミュニティ計画の方言
13 URの経営スタイルから学ぶこと(山崎)
14 NPO法制定時代、80年代のワークショップ(饗庭)
15 NPO価格──studio-L設立時に考えたこと(山崎)
パイオニア訪問記4 浅海 義治さん
7章 何のためのワークショップ?
16 コミュニティデザイン教育と都市(饗庭)
17 スチュワードシップと民主的な計画づくり(山崎)
18 3つのプランニング(饗庭)
19 木下勇さんのワークショップに惹かれる理由(山崎)
20 いいデザインのため? 公正なプロセスのため? 人が育つため?(饗庭)
パイオニア訪問記5 木下 勇さん
8章 なぜ僕らはワークショップをするんだろう
21 人が育つためのワークショップ(山崎)
22 1人からの都市計画(饗庭)
日本語
288頁
188x127mm
2024.9