ブルータリスト・ジャパン
¥11,200(税込)
日本のブルータリズム建築は、世界的なブルータリズム・ムーブメントからインスピレーションを得ながらも日本の文化や歴史を反映した要素を取り入れ、幾何学的な形、機能性、特徴的なコンクリートの使い方など様々な面で独自の発展をしてきた。 本書では日本全国から丹下健三、安藤忠雄、篠原一男らの作品を取り上げ、200点を超える写真と共に紹介する。写真はコンクリート打ちっ放しの生々しさと美しいデザイン、都市景観との調和、日本の伝統的な要素を保ちつつ採用されたグローバルでモダニズム的なアプローチなどを捉えており、外国と日本の感性が融合することで生まれた新たな日本の建築風景と、見る人の心を捉える日本のブルータリズムの不朽のスタイルを伝えている。 著者のポール・タレットは沖縄在住のイギリス生まれの写真家。修士にて都市計画と環境を学んだ。作品はThe GuardianやFast Companyなど多くの出版物に掲載されている。
英語
240頁
210 x 260 mm
2024年9月