住居に都市を埋蔵する: ことばの発見 (住まい学エッセンス)/原 広司
¥3,960(税込)
「建築する行為は半分のことばと半分の〈もの〉からなる混成状態にある。住居のある形式が〈もの〉としてどんなことばを誘起し、逆にことばがどんな〈もの〉のあり方を誘導したか」。「有孔体」から「反射性住居」「多層構造」へ。世界の集落調査、古今の思想を導きの糸に均質空間にあらがって掘り進められた設計プロセスと省察。巻末インタビュー・山本理顕(聞き手・植田実)。
日本語
268頁
115x178mm
2024.10
【目次】
「呼びかける力」
Ⅰ 多層構造
森の輸送 虔十公園林フォリストハウス
多層構造論のためのノート
Ⅱ 反射性住居
住居に都市を埋蔵する
線対称プランニングの成立条件と手法
形式へのチチェローネ 新しい住居形式を求めて
Ⅲ 未触の空間
埋蔵
場面
離立
下向
反転
Ⅳ 有孔体
有孔体の理論とデザイン 空間制御装置からなる構成的建築へ
浮遊の思想
新版あとがき
巻末インタビュー
建築家にして教育者 山本理顕 聞き手・植田実