構築された地理:パウロ・メンデス・ダ・ローシャ
¥16,550(税込)
20世紀半ばからブラジルで活躍し、サンパウロの都市景観を一変させた建築家パウロ・メンデス・ダ・ローシャ(1928-2021)。ブラジル彫刻美術館、サンパウロ州立美術館改修、そして自邸をはじめ傑出した個人住宅の設計などで知られ、2006年には、オスカー・ニーマイヤーに次いでブラジル人建築家として二人目のプリツカー賞受賞者となった。
2021年、ポルトのカーサ・ダ・アルキテットゥーラでローシャのアーカイヴが設立。その資料を元に開催されている同名回顧展に伴い出版された本書では、テーマ別エッセイと共にこの建築家の軌跡と作品に対する包括的見解が示されている。12の代表作を軸に、南米大陸の発展による影響や、植民地時代の過去とポスト・コロニアル時代の未来に対し、彼がいかに関心を寄せたかを解き明かす。
英語
432頁
210x272mm
2024.09