空間〈機能から様相へ〉/原広司
¥1,672(税込)
現代世界を支配してきた機能的な均質空間の支配に抗して、著者は新しい「場」の理論を構想する。工学的な知識はもとより、哲学、現象学、仏教学などの知見を駆使、長年にわたる集落調査の成果にも依拠して、著者は設計の現場から二十一世紀の建築は「様相」に向かうというテーゼを発信する。著名な建築家の手になる野心的な哲学的著作。
目次
均質空間論 1975
“部分と全体の論理”についてのブリコラージュ 1980
境界論 1981
機能から様相へ 1986
“非ず非ず”と日本の空間的伝統 1986
日本語
380頁
105×150mm
2007.12