地球を相手にした道具
¥2,090(税込)
人間とは何か。建築を通じて問い続ける。人と人がその建築を介してどのような関係性を築くのか。人間の身体には、こうした問いに答える力が潜んでいる。東日本大震災後の混乱の中で取り組んだ一連の「釜石市復興住宅」、熊本地震後に地元住民の意向を生かした「公民館型みんなの家」、地域の活性化につなげる敦賀駅交流施設「オルパーク」、〈通り庭〉が敷地の中央を貫く「府中市新庁舎」。土地固有の魅力を存分に発揮させる〈場〉は、建築群が生み出す〈ソト〉によってこそ実現可能との理念のもとに実践し続けている著者の10年にわたる設計活動のすべて。詳細図面、写真、スケッチ多数収録。
日本語
222頁
135x190mm
2025.01