持続可能な地球をデザインせよ! 建築と都市の未来
¥3,300(税込)

人類は数万年をかけて、地上のあらゆる場所を居住可能な空間につくり変えてきた。
その歴史の圧倒的大部分、産業革命以前の建築は、地域で産出される自然材料を使って地域の気候風土に即して建てられ、やがて朽ち果てて自然に帰っていった。建築は、地球の生命サイクルの一部だったのだ。 ところが、鉄とガラスとコンクリートによる近代建築は、超高層ビルを生み出し、世界中の都市の景観を塗り替えてしまった。 今や世界の総人口は80億を超え、温暖化をはじめとする地球環境の限界(プラネタリー・バウンダリー)が人類のあらゆる営みに影を落としている。中でも、世界のCO2排出量の37%は建築的営為によるものとされる。
建築に未来はあるのだろうか?
日本語
408頁
188×128mm
2025.10
序章
第Ⅰ章 縮退する日本建築――成長神話の亡霊
1 失われた30年――日本社会の劣化・分裂・格差・衰退
2 揺れる日本列島――ヒロシマからフクシマヘ
3 祭師たちの国土計画
第Ⅱ章 グローバリゼーションと建築家――超高層建築と世界資本主義
1 バブルの余韻
2 世界資本主義とバブルの塔
3 ポストモダン建築と国際「建築マフィア」
第Ⅲ章 メガロポリスと人間居住――アーバン・ヴィレッジ
1 メガ・アーバニゼーション
2 近代都市計画の終焉
3 ローコスト・ハウジング
第Ⅳ章 環境共生建築――リサイクルとリノヴェーション
1 地球温暖化と近代建築
2 グリーン・アーキテクチャー
3 建築の保存・保全・修復・変換・更新・改修・リサイクル
第Ⅴ章 コミューンとコミュニティ・アーキテクト――建築家の未来
1 「建築家」の理念と現実
2 公共建築と設計コンペ
3 マスターアーキテクトとデザインビルド
4 タウンアーキテクト――幻のアーバン・アーキテクト制
5 コミュニティ・アーキテクト
結章 自律建築をめざして
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