ノット・ア・ペンギン・プール:人間を超えた絆の余韻
¥3,080(税込)

Bauhaus Taschenbuch(バウハウス文庫)シリーズ第28段。
1934年夏、ロンドン動物園が新しくオープンさせたペンギンブールは、バーソルド・ルベトキンとテクトン社がオヴ・アラップと共同で設計。ペンギンたちの社交性を披露する場として、優雅に交差するコンクリートの螺旋状スロープを備えるこのプールは、世界中から称賛を浴びた。
それ以降、モダニズムを象徴する建築として評価される一方で、ペンギンの飼育環境として不十分であるという批判も受けてきた。
2023年にバウハウスラボの枠組みにおいて行われた共同研究では、ペンギン・プールについて、多種共存の環境がもたらす広範な構成、地理的想像、デザイン論、そして物質的な絡み合い(マテリアル・エンタングルメント)について批判的な考察が行われた。本書では、アーカイヴや現地調査を元に、建築、歴史、人間中心主義を超えた関係性など、他分野にまたがるペンギン・プールを巡る認識論を展開。現代における共生のかたちを探る。
英語
168ページ
2025.9
105×145mm