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篠原一男 超大数集合都市へ 

2,090(税込)

  • 篠原一男 超大数集合都市へ 

アフリカ・ヨーロッパ・南北アメリカ・日本という地位軸と,古代から現代までの2000年を超える時間軸を,縦横に織り上げることによって論じられる「都市」。


■第一章 一本の道に
道に〈都市〉現象す/優しい起伏の道沿いに〈中世〉が/カスバ・ラビリンス/「けものみち」のつくりかた/一直線路ヴィスタのつくりかた/路地のなかの神殿と客船/集落望遠/ミハスの白いキューブ集積/静かな美しさのなかの哀しみ

第二章 広場の記憶
広場へ/繁華な往来

第三章 集落と数学系
モダニズム合理主義/「民家はきのこである」/「現代の集落が表現するものは,調和した美ではなく,混乱した美であっていい」/相反両立のメカニズム/民家集落研究,60年代初めの選択/民家集落から旧城下町へ/「数学的都市」/「具体都市」横断を始めた

第四章 カオス都市へ
初めてのヨーロッパの街/住宅のなかに「空間機械都市」浮上/「野生の事物」/「プログレッシヴ アナーキィ」/通時・共時の相反生起をするコンセプト系

第五章 祭りのとき
東京論の始発/ユニフォーム,爽やか/アム・ホーフ広場、トレッシュビル市、ニームの牛追い

第六章 非統一と無調
無記憶の快楽/記憶の哀愁/家並みの楽しさ/〈統一性〉と〈非統一性〉/無調の空間へ/「世界都市」を織り上げるために/格子都市、迷路都市、その共時システム

第七章 「超大数集合都市」の出現
モダニズム街区も組み込んで/住宅設計対象の〈数〉/「1~無限大 複製原型住宅」/大数集合系の秩序と混乱/「超大数集合都市」/閉鎖系と開放系の新しい交錯

「世界都市」の視線横断
1 通りの人影/2 広場に立つ/3 街の正面図/4 街角のリズム/5 祭りが往く/6 集落、美しく/7 都市、彼方に



160 total pages, 32 in color
ISBN4-87140-656-3 C1052
2001年2月13日発行
Size: 210×148mm
Japanese text only

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システム商品コード
003012000008
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